2007年8月4日(土)
再結成ツアー [いろいろ]
行ってきました、ポリスの再結成コンサート。
ワシがこのバンドを真剣に聞くようになったのは、
最後のアルバムのシンクロ二シティーから。
それまでテクニック志向のバンドばかり聞いてたから
どうしてもデビュー当時のパンクバンドのイメージが消えず、
「聞かず嫌い」の時期が結構長かった。
シンクロ二シティー・ツアーでは結局日本に来なかったから
待ちに待ったご対面、というわけや。
内容はなつかしの名曲のオン・パレードで、思う存分楽しませてもろた。
中でも、スチュワート・コープランドがほんまに楽しそうに
ドラムを叩いてたのが印象的。
グルーヴ感とか、リズムのキレとか、テクニックを言い出したら
他にもいっぱいええドラマーはおるけど、ダイナミクスと楽しそうな
プレイスタイルでは右に出るもんはおらんのちゃうかな。
もちろん、他のメンバーもリラックスしてて、
演奏を心の底からエンジョイしてるっちゅう感じが伝わってくる。
他の有名なバンドでもそうやけど、全盛期は俺が、俺が、と
エゴがむき出しになってたり、絶対的なリーダーがおるところでは、
みんなリーダーの顔色窺いながらプレイしてたりで、
見てても楽しさは伝わってけえへん。
特にロック系のバンドはそれが顕著。
それが、何年かぶりの再結成ツアーなんかでは、
別人のように楽しそうに弾いてたりする。
若い時に喧嘩したり、いがみあったりしながらでも、
成功を勝ち取ったバンドだけに与えられる、
ご褒美みたいなもんかな。
やっぱり、音楽っちゅうのは楽しくないとあきまへんな。
Posted by 松