2025年8月15日(金)
原油:需給緩和観測背景に弱気の流れ続くも、地政学リスクには注意
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:WTI原油 9月限 | 63.91 | 64.15 | 62.68 | 62.80 | ↓1.16 | |
NYMEX:WTI原油 10月限 | 63.03 | 63.27 | 61.87 | 61.98 | ↓1.05 | |
NYMEX:RBOBガソリン 9月限 | 2.1093 | 2.1130 | 2.0699 | 2.0725 | ↓0.0367 | |
NYMEX:暖房油 9月限 | 2.2374 | 2.2559 | 2.2103 | 2.2250 | ↓0.0095 | |
ICE-EU:ブレント原油 10月限 | 66.87 | 67.06 | 65.73 | 65.85 | ↓0.99 | |
OPECバスケット (8/13) | 67.83 | ↓1.08 |
NY原油は反落、世界的な景気減速や需要の低迷など、需給見通しの弱さが改めて重石となる中、日中を通じて投機的な売りが相場を主導する展開となった。10月限は夜間取引から売りが優勢、62ドル台半ばから後半のレンジまで値を切り下げての推移となった。朝方には改めて売り圧力が強まり、通常取引の開始後には62ドルの節目近辺まで下げ幅を拡大。その後は一転して買いが先行する展開となったものの、 流れを強気に変えることなく息切れ。午後からは改めて売りが加速、62ドルを割り込んで取引を終了した。
NY石油製品は下落、原油安の進行が重石となる中で投機的な売りが膨らんだ。相場は夜間取引から売りが先行、マイナス圏で軟調な展開が続いた。通常取引開始後はガソリンが引き続き売りに押される一方、暖房油は買い戻しが集まりプラス圏を回復。中盤にかけてはしばらく動きが見られなかったが、最後に改めて売り圧力が強まると、暖房油もマイナス転落して取引を終了した。
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天然ガス:低調な在庫積み増し続くなら、買いも集まりやすい
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:天然ガス 9月限 | 2.850 | 2.966 | 2.836 | 2.916 | ↑0.075 | |
NYMEX:天然ガス 10月限 | 2.949 | 3.064 | 2.943 | 3.019 | ↑0.067 | |
NYMEX:天然ガス 11月限 | 3.312 | 3.411 | 3.300 | 3.369 | ↑0.056 | |
NYMEX:天然ガス 12月限 | 3.854 | 3.949 | 3.839 | 3.919 | ↑0.055 |
NY天然ガスは反発。需給面で新たな材料が出た訳ではなかったが、売られ過ぎ感が高まる中で週末を前にしたポジション整理の買い戻しが相場を主導した。9月限は夜間取引から買いが優勢、ややプラス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いた。朝方からは一段と騰勢を強める格好となり、2.90ドル台を回復。通常取引開始後も買いの勢いは衰えず、2.90ドル台後半まで値を切り上げた。中盤以降は買いも一服、引けにかけて徐々に上値が重くなり、2.90ドル台前半まで値を下げて取引を終了した。
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金:景気動向やFRBの金融政策睨み、不安定な上下繰り返す
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
COMEX:金 8月限 | 3346.8 | 3346.8 | 3335.9 | 3336.0 | ↑0.8 | |
COMEX:金 12月限 | 3383.2 | 3394.8 | 3377.7 | 3382.6 | ↓0.6 | |
COMEX:銀 9月限 | 38.030 | 38.120 | 37.725 | 37.975 | ↓0.094 | |
COMEX:銅 9月限 | 4.4970 | 4.5180 | 4.4660 | 4.4925 | ↑0.0130 | |
NYMEX:プラチナ 10月限 | 1363.9 | 1378.8 | 1333.7 | 1345.2 | ↓16.3 | |
NYMEX:パラジウム 9月限 | 1152.5 | 1160.0 | 1116.5 | 1117.8 | ↓36.9 |
NY金は前日からほぼ変わらず。前日の下落の反動もあって投機的な買い戻しが相場の下支えとなる一方、米長期金利の上昇が重石となる中、日中を通じて方向感なくもみ合う展開が続いたが、最後はやや売りが優勢となった。12月限は夜間取引では買いが先行、3,390ドル台まで値を切り上げての推移となったが、早朝にかけては徐々に売りに押される格好となり、前日終値近辺まで反落。通常取引開始後はややプラス圏に入ったあたりを中心とした狭いレンジ内で、上下に振れる展開。引けにかけては徐々に上値が重くなり、僅かながらもマイナス転落した取引を終了した。
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2025年8月14日(木)
原油:需要低迷背景に一段安も、地政学リスクには注意必要
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:WTI原油 9月限 | 62.79 | 64.09 | 62.58 | 63.96 | ↑1.31 | |
NYMEX:WTI原油 10月限 | 62.06 | 63.17 | 61.85 | 63.03 | ↑1.10 | |
NYMEX:RBOBガソリン 9月限 | 2.0770 | 2.1126 | 2.0748 | 2.1092 | ↑0.0388 | |
NYMEX:暖房油 9月限 | 2.2458 | 2.2562 | 2.2158 | 2.2345 | ↓0.0083 | |
ICE-EU:ブレント原油 10月限 | 65.76 | 66.99 | 65.55 | 66.84 | ↑1.21 | |
OPECバスケット (8/13) | 67.83 | ↓1.08 |
NY原油は反発。ここまでの下落で売られ過ぎ感が高まる中、米ロ首脳会議を控えてポジション整理の買い戻しが集まった。9月限は夜間取引から買いが優勢、ややプラス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いた。朝方からは改めて騰勢を強める格好となり、通常取引開始後には63ドル台後半まで上げ幅を拡大。その後も買いの勢いは衰えず、昼過ぎには64ドルの節目に迫るまで一気に値を切り上げた。買い一巡後も高値圏をしっかりと維持しての推移、引け間際には64ドル台を上抜ける場面も見られた。
NY石油製品はガソリンが反発となる一方、暖房油は小幅続落。相場は夜間取引では買いが先行、しっかりと値を切り上げての推移となった。早朝には暖房油に売りが膨らむ格好となり、あっさりとマイナス転落。一方ガソリンはプラス圏を維持してのもみ合いが続いた。通常取引開始後は改めて買い意欲が強まり、ガソリンは一段高。暖房油はややマイナス圏に入ったあたりでの推移が続いた。
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天然ガス:不安定な上下繰り返しながらも、流れは改めて強気
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:天然ガス 9月限 | 2.818 | 2.848 | 2.774 | 2.841 | ↑0.013 | |
NYMEX:天然ガス 10月限 | 2.924 | 2.955 | 2.879 | 2.952 | ↑0.020 | |
NYMEX:天然ガス 11月限 | 3.316 | 3.336 | 3.252 | 3.313 | ↓0.010 | |
NYMEX:天然ガス 12月限 | 3.898 | 3.920 | 3.824 | 3.864 | ↓0.040 |
NY天然ガスは小幅反発。在庫統計が平年を上回る積み増しとなったにもかかわらず、ここまでの下落で売られ過ぎ感が高まる中でポジション整理の買い戻しが集まった。9月限は夜間取引では早朝にかけて売りが優勢、やあマイナス圏に入ったあたりでの推移となった。通常取引開始後は不安定な上下を繰り返しながらも、徐々に下値を切り上げる展開となり、プラス圏を回復。在庫統計発表後は一旦売りに押し戻されたものの、押し目ではしっかりと買いが集まり、2.80ドル台半ばまで値を切り上げた。昼前には値動きも落ち着き、ややプラス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いた。
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金:景気動向やFRB金融政策睨み、不安定な展開続く
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
COMEX:金 8月限 | 3346.8 | 3356.0 | 3328.9 | 3335.2 | ↓23.5 | |
COMEX:金 12月限 | 3407.2 | 3423.8 | 3375.5 | 3383.2 | ↓25.1 | |
COMEX:銀 9月限 | 38.580 | 38.780 | 37.860 | 38.069 | ↓0.533 | |
COMEX:銅 9月限 | 4.4975 | 4.5145 | 4.4495 | 4.4795 | ↓0.0180 | |
NYMEX:プラチナ 10月限 | 1348.5 | 1371.7 | 1338.7 | 1361.5 | ↑18.7 | |
NYMEX:パラジウム 9月限 | 1147.0 | 1160.5 | 1137.0 | 1154.7 | ↑23.4 |
NY金は反落。朝方発表された7月の生産者物価指数(PPI)が予想を大きく上回る伸びとなり、インフレに対する懸念が改めて高まる中、米長期金利の上昇を嫌気する形で売りが膨らんだ。12月限は夜間取引から売りが優勢、ややマイナス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いた。通常取引開始後はPPIの発表を受けて一段と売り圧力が強まり、3,380ドル台まで下げ幅を拡大。昼にまとまった売りが出ると3,370ドル台まで値を崩す場面も見られたが、引けにかけてはやや値を持ち直した。
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