2025年7月2日(水)
原油:地政学リスク完全に解消されず、改めて買い呼び込む展開に
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:WTI原油 8月限 | 65.56 | 67.58 | 65.23 | 67.45 | ↑2.00 | |
NYMEX:WTI原油 9月限 | 64.31 | 66.12 | 63.93 | 66.01 | ↑1.86 | |
NYMEX:RBOBガソリン 8月限 | 2.0964 | 2.1257 | 2.0813 | 2.1229 | ↑0.0226 | |
NYMEX:暖房油 8月限 | 2.3338 | 2.4153 | 2.3207 | 2.4117 | ↑0.0848 | |
ICE-EU:ブレント原油 9月限 | 67.11 | 69.21 | 66.94 | 69.11 | ↑2.00 | |
OPECバスケット (7/1) | 68.06 | ↓0.29 |
NY原油は大幅続伸。イランが核査察を拒否したことを受け、中東情勢緊迫に対する懸念が改めて高まる中、投機的な買いが大きく相場を押し上げる展開となった。8月限は夜間取引から買いが先行、早朝には66ドル台まで値を切り上げた。その後は一旦売りに押し戻される格好となり、通常取引開始後には僅かながらマイナス転落する場面も見られたものの、早々に下げ止まり。中盤にかけては改めて騰勢を強める展開、最後は67ドル台半ばまで上げ幅を拡大して取引を終了した。
NY石油製品は続伸、原油の上昇を好感する形で投機的な買いが集まった。相場は夜間取引では早朝にかけて買いが先行、しっかりと値を切り上げての推移となった。その後は原油が値を下げるのにつれてガソリンには売りが膨らみ、マイナス転落したものの、早々に下げ止まり。中盤にかけては改めて騰勢を強める格好となり、大きく上げ幅を拡大した。暖房油は日中を通じて上昇した。
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天然ガス:冷房需要の増加観測支えに、流れは改めて強気に傾く
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:天然ガス 8月限 | 3.417 | 3.520 | 3.366 | 3.488 | ↑0.073 | |
NYMEX:天然ガス 9月限 | 3.446 | 3.548 | 3.389 | 3.511 | ↑0.068 | |
NYMEX:天然ガス 10月限 | 3.539 | 3.654 | 3.490 | 3.619 | ↑0.071 | |
NYMEX:天然ガス 12月限 | 4.502 | 4.604 | 4.456 | 4.574 | ↑0.057 |
NY天然ガスは反発。ここまでの下落で売られ過ぎ感が高まる中、投機的な買い戻しがしっかりと相場を押し上げた。明日の在庫統計で平年以下の積み増しが予想されていることや、中朝情勢不安を受けた原油の上昇も下支えとなった。8月限は夜間取引では前日終値を中心としたレンジ内で、方向感なく上下を繰り返す展開。早朝からは徐々に騰勢を強める格好となり、通常取引開始後には3.40ドル台半ばまで値を切り上げた。その後も買いの勢いは衰えず、中盤には3.50ドル台まで上げ幅を拡大。昼には買いも一服となったものの、最後まで高値圏をしっかりと維持したまま取引を終了した。
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金:安全資産としての需要引き続き下支え、不安定な上下続く
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
COMEX:金 8月限 | 3350.0 | 3361.9 | 3337.2 | 3359.7 | ↑9.9 | |
COMEX:金 12月限 | 3403.7 | 3416.9 | 3392.9 | 3415.2 | ↑10.1 | |
COMEX:銀 9月限 | 36.245 | 36.750 | 36.055 | 36.727 | ↑0.330 | |
COMEX:銅 9月限 | 5.0985 | 5.2120 | 5.0770 | 5.1975 | ↑0.0980 | |
NYMEX:プラチナ 10月限 | 1369.7 | 1439.2 | 1359.1 | 1433.5 | ↑74.8 | |
NYMEX:パラジウム 9月限 | 1115.0 | 1169.5 | 1113.0 | 1167.6 | ↑54.7 |
NY金は小幅続伸。経済指標や関税交渉の進展状況を睨んで投機的な売り買いが交錯、上下に不安定に振れる展開となったものの、最後はしっかりと値を切り上げた。8月限は夜間取引では売りが先行、ロンドンの朝方に3,340ドルを割り込むまで値を下げる場面も見られた。その後は一転して買い意欲が強まり、プラス圏を回復。通常取引開始後にはADPの民間雇用数が約2年ぶりの前月比マイナスとなったことを受けて3,360ドル台まで上げ幅を拡大したものの、その後は売りが膨らみマイナス転落するなど、不安定な値動きとなった。ベトナムとの関税交渉が成立したとトランプ大統領が発表したことも弱気に作用した。中盤以降は改めて騰勢を強める最後は日中高値近辺まで値を回復して取引を終了した。
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2025年7月1日(火)
原油:投機的な売り買いに振り回され、激しい上下続く
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:WTI原油 8月限 | 64.96 | 65.98 | 64.67 | 65.45 | ↑0.34 | |
NYMEX:WTI原油 9月限 | 63.67 | 64.57 | 63.42 | 64.15 | ↑0.30 | |
NYMEX:RBOBガソリン 8月限 | 2.0654 | 2.1057 | 2.0585 | 2.1003 | ↑0.0282 | |
NYMEX:暖房油 8月限 | 2.2695 | 2.3377 | 2.2547 | 2.3269 | ↑0.0506 | |
ICE-EU:ブレント原油 9月限 | 66.58 | 67.50 | 66.34 | 67.11 | ↑0.37 | |
OPECバスケット (6/30) | 68.35 | →0.00 |
NY原油は小幅反発。決め手となる材料に欠ける中ながら、ドル安の進行などを好感する形で投機的な買いが相場を主導する展開となった。8月限は夜間取引では売りが先行したものの、その後値を持ち直しロンドン時間には前日終値近辺でのもみ合い。早朝にまとまった買いが入ると、65ドル台後半まで値を切り上げた。通常取引開始後は改めて上値が重くなったが、プラス圏は維持してしっかりと下げ止まり。中盤には再び65ドル台後半まで買い進まれるなど、最後まで底堅い展開が続いた。
NY石油製品は続伸、原油の上昇を支えにしっかりと買いが集まった。相場は夜間取引では売りが先行したものの、早朝からは一転して買い意欲が強まり、プラス圏を回復。通常取引開始後の上昇の勢いは衰えず、中盤にかけて大きく値を切り上げる展開となった。午後に入ってもガソリンは買いの流れが継続、暖房油は上昇一服となったものの、高値圏をしっかりと維持したまま取引を終了した。
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天然ガス:冷房需要の増加観測下支えとなり、流れは改めて強気
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:天然ガス 8月限 | 3.453 | 3.468 | 3.293 | 3.415 | ↓0.041 | |
NYMEX:天然ガス 9月限 | 3.487 | 3.499 | 3.327 | 3.443 | ↓0.047 | |
NYMEX:天然ガス 10月限 | 3.590 | 3.602 | 3.428 | 3.548 | ↓0.045 | |
NYMEX:天然ガス 12月限 | 4.557 | 4.560 | 4.371 | 4.517 | ↓0.043 |
NY天然ガスは続落。目先の気温上昇予報も下支えとはならず、前日の流れを継いだ投機的な売りが相場を主導した。8月限は夜間取引から売りが先行、3.40ドル台前半まで値を切り下げての推移となった。朝方からは一段と売り圧力が強まり、通常取引開始後には3.20ドル台まで一気に下げ幅を拡大。中盤にかけては一転して買い戻しが集まったものの、3.30ドル台後半で息切れ。午後には改めて買い戻しが集まり、3.40ドル台を回復したが、プラス転換するには至らなかった。
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金:安全資産としての需要引き続き下支え、不安定な上下繰り返す
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
COMEX:金 8月限 | 3315.7 | 3370.5 | 3313.7 | 3349.8 | ↑42.1 | |
COMEX:金 12月限 | 3370.7 | 3425.5 | 3369.3 | 3405.1 | ↑42.2 | |
COMEX:銀 9月限 | 36.325 | 36.875 | 36.055 | 36.397 | ↑0.225 | |
COMEX:銅 9月限 | 5.1090 | 5.1925 | 5.0755 | 5.0995 | ↑0.0170 | |
NYMEX:プラチナ 10月限 | 1365.3 | 1378.5 | 1340.5 | 1358.7 | ↑15.7 | |
NYMEX:パラジウム 9月限 | 1114.5 | 1146.0 | 1109.5 | 1112.9 | ↑5.8 |
NY金は大幅続伸。特に安全資産としての需要を高めるような材料が出たわけではなかったが、前日の流れを継いだ投機的な買い戻しがしっかりと相場を押し上げる展開となった。8月限は夜間取引から買いが先行、朝方には3,360ドル台まで一気に値を切り上げる展開となった。通常取引開始後に3,370ドル台まで上げ幅を拡大したあたりで買いも一服、しばらくは高値圏を維持しての推移が続いたが、中盤にかけては売りが優勢となり、3,350ドル近辺まで値を切り下げての推移となった。
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